numéro 4 マルシェ・モベール と ムフタール通り
サンミッシェル界隈を散策後、バスに乗ってエッフェル塔近くのホテルに預けてあった荷物を取りに行き、その夜から5泊する Odeon にあるホテルへと移動をしました。
メトロでは、入り口から実際のホームまで階段があったり、長い通路があったりと予想以上に歩かなければならない事がしばしばあるので、 大きな荷物がある時は出来る限り乗りません。
なので今回はバス停の位置までしっかり下調べをし、一本でスムーズに行く予定だったのですが、待てど暮らせどバスは来ず、よくよく見てみると、元日は運休でした。
仕方なく、それでもメトロは避け、違うバスに乗り、途中で乗り換えて Odeon 付近まで行きました。
チェックインを済ませ、3階(日本で言うと4階)の部屋まで荷物を持って上がります。
なにしろ☆ひとつのホテル、エレベーターはないので落ちないように注意をしながら運びした。
わかってはいましたが重い~(汗)
翌朝の朝食風景。
このホテルは朝食こみの料金です。
とくに食堂のようなスペースはなく、フロント横で食べるのです(笑)
部屋へも持っていけますが、面倒なのでこちらで。
飲み物はコーヒー、紅茶、ホットショコラなどありますが、私はいつもカフェオレです。
コーヒーとミルクをそれぞれポットに入れて持ってきてくれる、この感じが好きです。
ん~おいしい♡
ホテルを出たのはAM9:00 過ぎでした。
オレンジ色のエプロンを着けた店員さんが、レストランの開店準備を始めています。
フランスでは、1月1日は祭日ですが、2日からは通常通りの生活が始まります。
この方もご出勤のようですね。
サンジェルマン大通りを東に歩いて行くと、モベール広場(Place Maubert) でマルシェをやっていました。
わりと こじんまり してました。
考え込むようにずーっと計算をしている鶏肉屋さん。
数字が合わないのかな?
ハーブを売るお店ですね。
真面目で人のよさそうな、真顔のムッシュ。
パリのマルシェで買う量り売りのオリーブは最高に美味しいですね~!
このようなお店に来ると、むかし、”塩辛すぎないのを” と言うつもりが、”甘すぎないのを下さい” と言ってしまい爆笑されたことを思いだします。
お花も売っていました。
次は、多くのレストランやカフェや市場がある ムフタール通り へと向かいました。
途中見かけた ”BAGDAD CAFE”
同タイトルの映画が好きなので、なんとなく撮ってみました。
この建物には ”ポール・ベルレーヌの家” と書いてありました。
近くに行ってみると、”1896年1月8日 この家で詩人ポール・ベルレーヌが亡くなった” そして ”1921年から1925年 アーネスト・ヘミングウェイがこの建物に住んだ” との文字が。
その下には何人かの顔写真がありますね。
上段向かって左から2番目が、ベルレーヌと ”同棲” をしていた、同じく詩人の アルチュール・ランボー である事しかわかりませんが、この2人の物語は、以前「太陽と月に背いて」という本を読んだことがあり、とても興味深く見ました。
まだ人気の少ない通りに、買い物帰りのマダム。
この辺りまで来ると、だいぶ人も多くなってきました。
地元の人達に混ざって、観光客らしき人の姿もちらほら見えました。
甲殻類が大好きなので、こんな写真ばかりです(笑)
ムール貝や牡蠣も♡
前に下の写真をインスタグラムにUPしたら、”あなたが写真を撮っているところを見た” とのコメントを頂きました。
???と思いましたが、”なんて偶然なんでしょう!” とコメントを返してみると、”僕はこのお店で働いています” との事でした。
なるほど、そういう事だったのですね!
毎日たくさんの人が写真を撮っていくのでしょうね(^O^)
それにしてもこのフランボワーズ、美味しそうですね~!!
つづく
A suivre…